カラフルなTRUSCOの工具箱がおしゃれ実用的でおすすめ。


少し前に、様々な業界で色の展開を増やしただけで爆発的に売り上げが上がったというニュースをよく耳にした。
その中の走りといっても過言ではないのが、TRUSCOのトランク型工具箱というツールボックスだろう。

この製品自体はなんの変哲もない工具箱だ。しかし、スペックや機能性だけでない魅力がある。
拙い文章で申し訳ないが、魅力を少しでも伝えられると嬉しい。

この製品のいいところ
・丈夫
・多色展開でかわいい
この製品の惜しいところ
・容量が小さい
・買った後に入れるものを考えてしまう

そもそもTRUSCOって?

よく勘違いされるが、TRUSCOもといトラスコ中山は工具や機械の卸売業者だ。メーカーではない。
製造業、ものづくり、工具に関わる仕事をしている人間からするとかなり馴染みは深い企業だが、一般的にはメーカーとして認知されているのではないだろうか。

ちなみに、今回購入したツールボックスもトラスコ中山が製造しているわけではない。東洋スチール株式会社というメーカーのOEM製品だ。正式名称は「トランク型工具箱」である。
この製品、TRUSCOバージョンは製品にTRUSCOと入っている。東洋スチール製のものは印字されていない。
また、販売されている色も違う。(おそらく)被りはない。

外観


今回僕はTRUSCOから販売されているほとんどの色の製品を購入している。製品のホワイトバランスも同じであるため、色味の確認もできるかと思う。


代表として黒色をピックアップしてみた。製品の外箱はこのような形。側面は穴が空いている。積み重ねられるアピールがすごい。


正面はこう。TRUSCOの文字が入っている。積み重ねるための窪みが四隅にある。


裏面には製品の情報のナンバーとMADE IN JAPANの文字。四隅には足がついている。


5つ分全て開封して並べた。色味が伝わると嬉しい。全色マットな仕上げとなっていて堅実な印象を受ける。色味が淡いからか、スチール製なのに硬く見えない。


蓋を最大限開くとここまで。パタンと外までいかないのは個人的にありがたい。
重心は若干蓋側に持っていかれるが、中身が入っていれば特に問題ない。


色々入れてみた

正直な話この製品、ただの工具箱ゆえにスペック面でのレビューはしづらい。
使い勝手を伝えやすいかと思い、、色々なものを入れてみた(読み飛ばしていただいても構わない)。

1,コンパクトデジカメ

Canon G7 Mark1を入れてみた。かなりいい感じに入っている。
内部にウレタンを入れるといい具合に収納できるだろう。持ち運びは、おすすめしないが。

2,DYMO


ダイモと言う、いわゆるテプラのようなものに最近ハマっているので入れてみた。
横幅はかなりピッタリなのだが、縦幅が非常に厳しい。

厳しいと言うレベルではなくて飛び出ている。入らなかった。これが入るととても嬉しかったのだが。

3,レンズ


横幅はピッタリなんだけどな。

4割くらい出ている。

オールドレンズのHEXANON 50mmもかなり余裕を持っているようだが上に出ている。

全体的に上面が出るという結果になっている。かなり幅が狭いため、入れるものは薄いものがおすすめだ。


工具入れとしても少し小さい

僕が日常的に使用している工具入れも、同じくTRUSCOブランドのものだ。隣に置いてみよう。



かなりサイズに違いがあることがわかるだろう。
個人的には工具箱にインパクトドライバー等さまざまなものを入れており、この山型工具箱はジャストサイズである。

このトランク型工具箱、工具を入れるとこうなる。

実用の機会が多いプラスドライバーとモンキーでギリギリだ。工具箱として使うには無理があるだろう。


なぜ購入するのか?

こうやっておくと可愛いからである。

中に入れるものは後で考えるのが一番いい。そう、積み上げておくだけで可愛いのだ。
さらにDYMO(ダイモ)でラベルをつけるともっと可愛い。そう、見た目がいいのだ。

このようにちょっとした筆箱のように使うとジャストサイズになった。乾電池ケースにしてもいいだろう。
マスキングテープもジャストサイズになると思う。入れるものはさまざまだろう。


まとめ

アウトドアにはいいかも

この工具箱、入るものが少なくて困ると言うのはよく伝わったかと思う。
しかし、やはり工具箱として作りはしっかりしており、中身を守る丈夫さは間違いない。
僕はまだキャンプに手を出せていないが、短いペグを入れておいたりするにはちょうどいい、、、かもしれない。

またキャンプを始めたら、実用的な使い道を考えたいと思う。


集めたくなる魅力がある

この製品、TRUSCOのブランドでは今回の5色+デフォルトの色となる。
しかし、東洋スチールブランドではさらに14色のラインナップがある(驚異的だ)。

単純なコレクションとしても欲しい。並べて積み上げるだけでもインテリアとしていいだろう。
実用的に考えるなら、細かい部品が多い趣味(手芸やDIY、絵の具や筆)だと色で中身を判別することができる。非常に理にかなっている。

可愛いし欲しい!と思うが入れるものに困る。同じ気持ちをぜひみんなに味わってほしい。