小さくて大きいバッグ、HYEY TRIOBAG(トリオバッグ)を買った話

最高のお出かけバッグを見つけてしまったかもしれない。

いれものが多すぎていれるものよりバッグの方が多いのに、とある本屋に立ち寄ってまたバッグを衝動買いしてしまった。
その名もTRIOBAG(トリオバッグ)、文字通り3種類の目的が達成されるという機能性の高いバッグだ。

ナイロンの誇る軽さと丈夫さ、さらにファッション性の高さが合わさった便利で普段使いに最高の製品だと思う。
購入したばかりだが、間違いなく最も使うことになるだろう。すでにおすすめしたい気持ちでいっぱいなので、書いていきたい。

 

 


TRIOBAGとは?

TRIOBAG(トリオバッグ)HYEY(ヒエイ)というアウトドアブランドが販売しているバッグだ。
2021年にできたブランドで、最初のプロジェクトがこのバッグだ。

ショッピング、レジャー、アウトドアまで使える。
3つの機能が1つになったバッグ。
公式サイトより引用
3つの機能というのは、サコッシュ、メッシュバッグ、ショルダーバッグの3種類のバッグのこと。
この3種類のバッグがきれいにまとめられていて、各バッグが連結可能という特徴がある。
説明よりもみた方が早いので、外観をみていこう。

外観

サコッシュ

まずは標準のサコッシュ状態の表
色は6色あるが、僕はグレーを選んだ。黒以外は全てアクセントとなる色が入っている
表にある2つのポケットに、メッシュバッグとショルダーバッグが入っており、飛び出さないようにベルクロで止められている。
ちなみにサコッシュ内部に仕切りはない
大きさはH180×W265×D50mm
裏面には止められていない大きなポケットが一つ。スマートフォン等を入れておくのに便利そう。
基本的にはこのサコッシュ状態で使用することになる。
外見のデザイン性が高く、機能性がなくても買ってしまいそうだ。

まずは左側のポケット、メッシュバッグから開いていこう。

メッシュバッグ


収納時にばらけないようにボタンで止められている。
メッシュバッグはサコッシュよりも大きい。公称でH325×W325×D55mmで靴やサンダルも入るサイズ
持ち手もあるため、そのまま持ち運ぶことも可能だ。
サコッシュ裏面とメッシュバッグには接続用のバックルがついている。このバックルで接続し、メッシュバッグも肩掛けで持ち運ぶことができる。
2つのバッグを持っているのに、持つ紐が増えないのは本当に素晴らしいと思う。容量の拡張+素材の違いで機能性も高い+ファッション性もあるという一石三鳥の機能だ

ショルダーバッグ

サコッシュの右側のポケットにはショルダーバッグが入っている。
サイズは一番大きく、H405×W400mm。マチはない。
メッシュバッグと違い太めの長さ調整可能なベルトがついているので、このまま肩にかけることが可能だ。

もちろん手持ち用の持ち手もついている。
ショルダーバッグにもバックルがついているため、メッシュバッグと接続することができる。サコッシュとはバックルでの接続はできない

この状態でサコッシュと接続する場合は、端部にあるボタンとベルトでつなぐことができる。
2つの肩紐をかける形になるので、これは好みによって付けなくてもいいと思う。

着用図

実際に身につけるとこんな感じ。

思ったよりごちゃっとしてしまっているが、おそらく中にものをいれるともうちょっとシルエットはきれいになると思う。
公式サイトに載っているようなオシャレな雰囲気を目指したい。
サコッシュは斜め掛けが標準のように扱われているが、トートバッグのように単純な肩掛けもおしゃれ。


素材の良さをシンプルに活かす

(この製品はなぜかシールが付属している)
この製品の最大の良さはリップストップナイロンナイロンメッシュといった、非常に軽量で丈夫な素材を使っていることと
各バッグに無駄な仕切りを作らないシンプルさにあると思う。
細々したものはサコッシュに、通気性が活きるものや見せてかわいいものはメッシュバッグに、大きいものやファッション的に隠したいものはショルダーバッグに入る。
それぞれのバッグがすでに分けられているからこそ、仕切りはいらないというこだわりが見える製品だと思う。
肩紐はサコッシュもショルダーバッグもシートベルトのようないい素材を使っていて絡みづらい。滑りもいい。
個人的な使い方は、平日は毎日持ち歩いている細々したもの(メモ帳や頭痛薬など)を入れてリュックに忍ばせておこうと思っている。
いざというときはエコバッグにもなるので、レジ袋が有料化されている現代にはとてもありがたい。
休日は散歩の時に持ち運ぼうと思う。ふと買い物をしても両手が空いたまま移動できるのはストレスフリーだ。

あえて言うなら

コストパフォーマンスが非常に高く、正直これ以上を求めるのは難しいだろう。
しかし、あえて個人的な要望を3点あげておきたい。
1.サコッシュとショルダーバッグの紐の長さによっては不格好になると言うこと。
ショルダーバッグは長めにしておいた方がいい。サコッシュが下がりすぎるとダサい。紐が一本にできるとなお良かった。
2.耐久性に関して、ショルダーバッグは2Lのペットボトルのような重いものをいれるのが不安だ。

片側にしか肩紐が繋がっていないため、不安定になると負荷が偏ってしまう。
3.サコッシュのファスナー付近をもっといいものにして欲しかった。

末端処理がちょっと安っぽい。ファスナーは雑に扱うと噛んで引っかかる
2と3に関しては1万円を超えるクラスの製品に言うような作りの話。
しかし、これがクリアできると(さらに個人的な希望で防水も付くと)本当に毎日、どこにでも持っていける最高の製品になりそう。

毎日使える安心感

斬新なアイディアに、いい素材を使ったコスパ最高の製品というファーストインプレッション
これからしばらく各地での散歩やエコバック的に使ってみたいと思う。
秋ごろになってくると上着を持ち運ぶことも増えるだろうし、増える容量がきっと活きてくるはず。
個人的な2021年マストバイアイテムと言っても過言ではない。
同じような斬新+素材を活かすベンチャー系アウトドア・ファッションメーカーを探すのも楽しいかもしれない。