ガジェットが好きな人にとって、定番で間違いない腕時計の選択はApple Watchだ。なぜなら実用的だから。
画面が発光するから暗くても見やすいし、Suica使えるし、通知も来る。
しかし、本当にこれからずっとつけたい腕時計を一つだけ選ぶ時、選ぶのはApple Watchではない。
G-SHOCKだ。
丈夫でかっこよくて信頼できる、史上最強の腕時計の一角。
実際に僕が10年ほど前、高校生の時に買ったG-SHOCKは、メンテナンスを挟んだとはいえ今も元気に動き続けている。信頼のおける腕時計。
G-SHOCK、自分だけのカスタムモデルあったらめっちゃいいな。
そんな理想が叶えられるサービスが知らないうちに始まっていた!使うしかない。
MY G-SHOCKとは
MY G-SHOCKはDWE-5610という定番のスクエア型G-SHOCKをベースに色を自由にカスタマイズできるサービス。
2021/10/20から開始。
感覚的にはナイキのNike By Youのような感じ。MY G-SHOCKには数量限定の色があることや、今後コラボパーツが予定されているという点ではNike By Youよりも
プレミアム感がある内容なのかもしれない。しかも、限定のパーツには再販がない。
しかも全て国内生産。品質にも期待できそうな内容だが、それゆえに生産数は絞られている。
1週間の受注数が限られており、それを超えてしまうと注文できない。いつでも買えるわけではない。
時計の自体の機能として20気圧防水、カーボンコアガード構造、ベーシックなストップウォッチ・カレンダー・ELバックライト・タイマー・アラームが搭載されている。
カスタマイズは約190万通り
MY G-SHOCKでは約190万通りのカスタマイズが可能だ。
カスタマイズできる部分はボディの色、文字盤、バンド(上下で色が変えられる)、バンドループ、バックルと数多い。
個人的に大いにお勧めしたい点だが、スケルトンの素材も選ぶことができる。このことが僕の決め手となって購入を決意した。
スケルトンのG-SHOCKは人気で、公式から出ているものは売り切れ続出。Amazonでは並行輸入品しかない。スケルトンを選択できるのはとても嬉しいサービスだ。
僕が製品を注文した段階でかなりの限定パーツがなくなっていた。黒色の金具にしたかったのに、それもない。悔しい。
作った製品のレンダリング画像は「シェア」ボタンを押すことでダウンロードできる。SNSへ直接リンクを飛ばせるわけではないところは注意だ。
ちなみに今回僕が注文したG-SHOCKはこのような感じ。
理想のG-SHOCKができた。BEAMS別注G-SHOCKに似ているが、もっとトラディショナルな印象で作ってみた。
これでバックルが黒色だったらベストだったのに。出遅れたことを悔やむ。
注文から届くまで
気に入ったデザインができたらあとは注文して待つだけ。
今回僕が注文したのは年末。納品までは通常でも3から5週間かかる。年末という事情もあったことから1ヶ月は見ていたのだが、
年末休業を挟んだにもかかわらず製品は2週間で到着した。実営業日でいうと1週間もかかっていなかっただろう。圧倒的なスピード感には頭が下がる。
到着までに、製品の対応状況のメールが届いた。メールではgif画像になっておりコミカルに動いている。
到着までも楽しませてくれる、ワクワク感の塊のようなサービスだ。素晴らしい。
理想のG-SHOCKが形に
迅速に届いたG-SHOCKの開封・レビューもしていこう。
あらかじめ言っておくと、外箱の外箱だ。段ボールの中を開けるとこれが緩衝材とともに入っている。
想像通りの黒スケルトンはかっこいい。これが欲しかったんだよな、、、という気持ちで溢れる。単純に嬉しい。
しかし完全なスケルトンではなく、黒っぽいスケルトンを使うことで若干黄ばみを目立たなくしていることがポイント。いつの季節でもバシバシ使っていけるのが個人的なこだわりだ。
スケルトンゆえに前面から内部のカーボンコアガードの黒色が見えているが、それもいい。
実物で気になるところは、(仕方ないのだが)部品の成型をする際に出てしまうつなぎ目のような部分が見えること。MY G-SHOCKに限らずスケルトンでは見えてしまうのでこれも気になる人は注意して欲しい。
コーディネートが気軽に
しかしこのサービスを使う上で素晴らしい点は、「腕時計にコーディネートを合わせる」わけでなく、「自分のコーディネートに腕時計を合わせる」ことができる点だ。
あるわけがないトリコロールを作ってもいいし、自分や服装のテーマカラーから作ってもいい。アニメやキャラクターが好きなら、推しの色を作るというのもいいだろう。
既存製品では手に入らないものを、伝統的なスクエアのG-SHOCKで実現できる。それはありそうでなかった素晴らしいサービスだ。
G-SHOCKなんていくつあっても嬉しい。「あんな色欲しいな」「こんな色欲しいな」「限定パーツかっこいい。無くなる前に買っちゃおう」そうやってまたG-SHOCKが増える。
こういうの本当に良くないと思う。G-SHOCKなんてなんぼあってもいいですからね。