結構前からYoutuber界隈でみんながモフトモフト言ってたのは知っていた。
しかし、「なんかスマホに両面テープで貼り付けるらしい」とか「ただのスタンドで耐久性低そうなのに何なん」という否定的な先入観で思いっきり食わず嫌いしていた。
しかし、iPhone13に変えてからとにかくMagSafeが使いたくて、Amazonセールで衝動買いした。
ついにMOFTに手を出しました。iPhone13miniでマグネット式のMOFT Snap-Onを使うと横向きにしたときに厚みが原因でめっちゃ浮く。すごく気になる。あと耐久性は低そう。実用性はこれから使ってみて。純正レザーケースによく合っていて嬉しい。 pic.twitter.com/5XEykjVJZR
— ミツハシ (@mitsuha3d) September 28, 2021
最初はどれくらいつけるか考えてなかったのだけれど、使う使わない関係なくとりあえず毎日つけて使ってみた。
1ヶ月とちょっと、実際に使ってみると結構よかったので紹介していきたい。
新時代のスマホスタンド
スマホにつけるものといえば、数年前まではバンカーリングとケース。だったのだが、それがもうこれだけでいい。
スマホスタンド、落下防止のバンカーリングがわり、磁石で固定する、カードを持ち運ぶ。
一つで4役くらいこなせる機能的なスタンドが、このMOFT Snap-Onだ。
価格は(当時の僕にとっては)少し高いと感じたが、購入したときにAmazonセールの対象商品として600円オフくらいで投げ売りされていた。
もし急ぎで欲しい人じゃなければ、カートに入れて放置しておくのもいいかもしれない。
iPhone12,13シリーズの人はMagSafeを利用したこの製品が使えるが、それ以前の人はMOFT Xという両面テープでくっつけるタイプになる。
MagSafe対応でない人は注意しよう。
外観と機能紹介
まず単体で見てみる。フェイクレザーのような質感は落ち着いていてiPhone純正レーザにしっくりくる。
僕は黒色を選んだが、全部で5色ほどある。ケースや本体の色に合わせて選ぶといいだろう。
重さは43g。思ったよりも重いというのが率直な感想。
iPhoneと合わせると結構重みを感じる。マグネットのせいか?
iPhone13miniにつけるとジャスト。背面のカメラを妨害しないため、使用上の支障はない。
もちろん、広角でも問題はない。
裏面はこちら。中心の膨らんでいる部分には硬い板が入っているが、横のステッチ部分には入っていない。
板がない部分は結構柔らかく、まず破れるならここだろうなという印象。
スタンドとして使用する際に支えてくれる部分は、磁石部分よりも薄い板が入っている。
板というより厚紙という感じか?強めに力を入れると曲がりそうだ。
カードを入れる部分は結構広がる作りになっている。確かに、クレジットカードくらいなら3枚入りそうだ。
正直僕はこの機能をほとんど使っていない。磁石を使用しているというのはかなり面倒で、使えなくなった時を考えると怖くて入れられない。
磁石製品じゃなければ、駐車券とかを入れておくのにかなり便利だろう。この点は磁石を使用しないMOFT Xに軍配が上がる。
ちなみにMOFT本体の磁石はなかなか強い。金属製品にiPhoneを固定するほどではないが、MOFT自身をしっかりと固定するくらいの力がある。
相手が磁石であればかなりの強さで定着する。公式から販売されているマグネットパッドはかなり強く固定してくれると予想できる。
よくある「車に磁石でスマホを固定する」タイプの製品にも使える。これは個人的に嬉しい誤算だった。
ちょっと残念なところ
実際に使用してみて、「いやこれ微妙だな、、」と思った点は少しある。
まず、耐久性が低そうなこと。これは素材感からどうしようもないと思うが、どこかのタイミングでグニャとかフニャとかなっちゃう未来が見える。
次に、重さと厚さ。機能を詰め込んでいるとはいえ、過剰にでかいケースをつけているような感じになる。
最後に、二度目になるが磁気でカードを選定しなくちゃいけない点。せっかくの機能があんまり有効に使えない。
常に持ち歩きたいカードは重要なものが多い。それゆえに磁石が不安で、使えない。仕方ないんだけど。
注意点:レザーケースの経年劣化を楽しみたい人へ
iPhoneを使用している人の中にはレザーケースを装着して、経年劣化を楽しみたい人もいるだろう。
そんな人にはMOFTはおすすめしない。
1,MOFT跡が残る
カメラの下に横一線のMOFTをつけていた跡が残る。これはどうしようもない。
1ヶ月ちょっとでこれなのだから、年単位で使うともっとひどくなるだろう。
2,背面を触らないことで側面だけきちんと劣化する。
劣化度合いに大きな差が出てくることを覚悟しておこう。
僕の場合はもともと黒色のレザーケースで、ほとんど経年劣化を楽しめないという前提でMOFTを使うことにした。
しかしブラウンのような経年劣化が楽しいケースにした人は、使うことをおすすめしない。使う場合は上記の2点について覚悟の上で購入することをおすすめする。
毎日使ってわかった、意外と出てくるMOFTの出番
そもそも、僕はMOFTを「よし、これで便利になる!嬉しい!」と思って購入していない。
むしろ「あんまり使わないかもしれないけどとりあえず毎日つけてみるかあ」と思って使い始めた。
しかし、思ったより使うようになっている。個人的にはかなり驚いている。
携帯で動画をあんまりみない人種だったのに。実際の使い方を紹介していこう。
1,仕事中にMacと並べて使用する
LINEやその他SNSでの通知、電話の確認が非常に簡単だ。外付けモニターのように、サブの情報をうつしたりTodo付箋のように使うこともある。
2,メモ帳や電卓として角度をつける
今までのMOFTでこれはできないだろう。磁石であることから反対につけることができ、電卓を打つ角度にピッタリなってくれる。
仕事柄数字の計算は多い。かなり役立ってくれてびっくりしている。
あまり褒められた話ではないが、ご飯を食べながらTwitterのタイムラインを見たり、漫画を読むときにも便利だ。
3,人と動画を見るとき
自分だけではあんまり動画をみないが、人と見るとき、持ったままになることはないだろうか?
あの筋トレのような時間がなくなるだけでもかなり嬉しい。マグネットだから横にもできる。結構優秀だ。
4,料理中にレシピをみるとき
クックパッドを見るときは、この感じが一番いい。レシピは縦読みする時が多いから、ベーシックな使い方だろう。
5,落下防止として
落下防止のバンカーリングがわりになる。意外と磁石のホールド力は高め。
開くときに両手使うのだけがネックだが、だんだん片手でも開けるようになってきた。手もMOFTに最適化しているようだ。
MagSafeのiPhoneになったなら、使ってみて損はない。
序盤に言ってしまったように、正直最初はMagSafeを使いたくて買ってみただけのガジェットだった。
しかし、実際使ってみると意外と使う場面が多い。さらに、あってよかったと思うこともかなり多い。
あれ?意外とこれないと不便だな、、、と思い始めるともう終わりだ。完全にMOFTの魔力に取り憑かれている。
MagSafeの機能を使っていないなーと思っている人たちは、ぜひ買ってみて使ってみよう。案外、生活を便利にしてくれるかもしれない。