ガジェット好きが「Amazonのセールでいらないけど買っちゃうもの」第1位、Anker製品。
充電関連はいくらあってもいいし、ケーブルもいくらあってもいい。そう考えてしまうから増え続ける大量の充電器とケーブル。
そんな中、Anker製品の中でも異彩を放っている製品が今日紹介するAnker Magnetic Cable Holderというケーブルホルダーだ。
今日はこの製品を実際に購入して、どうだったかを素直に書いていこうと思う。
あまりこの製品を詳しくクローズアップした記事がなかったので、参考にしてくれると嬉しい。
ケーブルの整理整頓でケーブルホルダーの購入を迷っている人にもぜひ読んでほしい。
概要
公式サイトより引用
ということだ。正直な話僕の机の上には大量にケーブルが散乱している。
iPhone充電用のLightningケーブル、Apple Watch充電器、ゲームワイヤレスコントローラーの充電器、USB-Cの充電器..ごっちゃごちゃである。
これを使えばそんな気持ちから解放される。そう願って(衝動的に)購入した。
外観を見ながら製品の特徴を話していこう。
外観
外観はとてもシンプル。シンプルな機能ゆえに複雑にする方が難しい。
裏面は水洗いすることで複数回貼り直しても粘着力が保たれる仕様になっている。
上部の窪みの数だけケーブルを保持することができる。この製品は1つのベース(という呼び方で正しいだろうか)に対して5つのケーブルをホールドすることができる。
ケーブルにつけておく側はこんな感じ。中央の穴に力で嵌め込むようになっている。
3.5mm以下のケーブルに対応しているとのことだが、、、この話はまた後で改めてしていこう。
後述するが裏面は磁石が露出している。
大きさは想像通りというような感じ。しかし意外と厚みはある
重さはそこまで気にしないと思うが。
ちなみに僕が購入したモデルは2セット入りのものだ。入れ物は気にする人いないと思うがこんな感じだ。
ガジェット好きにとってケーブルホルダーはいくつあってもいい。
一つ余ってしまった時に別の使い道も考えることができると思う。これについても後で話をしていきたい。
セッティングしてみた
実際にセッティングしてみたところ、こうなった。
どうだろうか。ちゃんと整頓できているだろうか。
僕のデスクはかなりケーブルを引き出すことが前提であるため、少し汚らしくなってしまっている。ケーブルホルダーをスタイリッシュに運用するためには、デスク側をカッコよくしないといけない、、かもしれない。僕の理想はこっちだ。
ホールド力は?
ケーブルホルダーのホールド側の内径は実測で3.6mmだ。
実際に挟み込んでいこう。
Lightningケーブル
Anker Type-Cケーブル
4mmを超えるとしっかり挟み込んでくれる。多くのケーブルは4mm径だから問題ないだろう。
一方で3.6mm以下は少し緩くなってしまうという結果だ。
残念なポイント
全体的には満足なこのケーブルホルダー、少し残念な点がある。
直前の検証にあった「ホルダーの内径が調節できない」という点だ。
この調節できないこと、太いケーブルでキツキツになってしまう分には全然問題ないのだが
ゆるゆるになってしまったとき、ケーブルを持ち上げると磁石が移動してしまうのだ。
これが頻発すると結構悲しい。妥協案としては、ケーブル側にマスキングテープ等を巻いて少し太くすることだ。
一番お金がかからず解決できる。もし同じような問題に直面している人は試して欲しい。
ちなみに、余談だがLightningケーブルのように先端が鉄素材であればケーブルホルダーがなくても吸い付いてくれる。
もう一つだけ個人的な意見を言うと、裏面が磁石剥き出しなのはカッコ悪い。
全ての面に塗装して、全ての面が磁石ならもっとかっこいいのにと思ってしまう。
他の使い方も?
この製品、ケーブルホルダーという名称だが
同じような大きさのものであれば磁石で収納として使うことも可能だ。
USBや小さい工具など、あまり頻繁に使用しないが無くしてしまいがちな小物は
この製品でスタイリッシュに収納すると言うのもいいかもしれない。
裏面に小さなビス穴があれば壁面にくっつけられるのに。少しだけ悔やまれる。
総評
金額 | 4 |
使いやすさ | 4 |
完成度 | 3.5 |
耐久性 | 4 |
総合 | 3.9 |
ケーブルホルダーをそんなに頑張って探さずに衝動買いしたと言う経緯もあるが、少し完成度は低い印象がある。ケーブルホルダー界の中では比較的完成度の高い製品なのかもしれないが。3.5の結果となった。
金額はそこそこ安いと言えるだろう。一方で磁力を使用しないケーブルホルダーもあることから、極端に安いということもない。このことから5には届かず。
耐久性はベース部分が少しマットな樹脂素材なこともあり、使い込んでいくと溶けたような状態になることが予想される。同社が出しているAnker PowerLine III Flowと言う製品と同様の仕上げだ。
特に日差しが入るような環境下でかなり長期で使用するとベタベタしてくるだろう。この関係から少し低めの4という結果。
全体的には、解決できるようなケーブルの太さ問題と個人的な要望(磁石見えないで欲しい)を除けば現状のケーブルホルダーの中ではかなりおしゃれな方なのではないだろうか?
改善点は見られるもののエンドユーザーとしてかなり満足度は高い。
金額的にも磁石搭載式の中では比較的リーズナブル。ケーブルホルダーを狙っている人は買ってみて損はない製品だと思う。
頻繁に行われているAmazonのセール時が狙い目だ。ぜひ一つは買ってみることをおすすめする。